アットノンやクロキュアは、VIOライン、股などのデリケートゾーン、乳首の黒ずみに効果はあるのでしょうか?
アットノンやクロキュアは値段も安く、皮膚の黒ずみを改善してくれそうなイメージがあるので、デリケートゾーンや乳首の黒ずみケアで使おうとする中高生が多いです。
結論先にから言うと、アットノンやクロキュアは黒ずみに関してはそれほど効果は見込めません。
ついでに言うと、ニベア青缶、オロナインも黒ずみ解消効果はありません。
なぜアットノンやクロキュアがデリケートゾーンや乳首の黒ずみに効果がないのか、以下の観点から説明します。
- アットノン、クロキュアの「してはいけないこと」注意書きに書いてある
- Yahoo!知恵袋の質問の中で、実際に効果がないという意見が多い
- 成分的に黒ずみ改善効果がある成分ではない
これらに関して詳しく説明しますが、手っ取り早く黒ずみ解消効果が見込める商品を探しているならこちらの記事を読んでください。
結論:クロキュアやアットノンは股やデリケートゾーン(VIO)、乳首の黒ずみに効果ナシ
黒ずみの原因(メラニン)を抑制する成分は全く配合されていないので、乳首やVライン、Oラインやワキの黒ずみなどにも効果は殆ど無いでしょう。
黒ずみに効果が有ると信じて使ってたのに、、、。
アットノンやクロキュアよりも成分的に見て黒ずみケアの効果があるのは医薬部外品です。
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アットノンの使用上「してはいけないこと」の注意書き
アットノンの使用上の注意書きの「してはいけないこと」の項目には以下のことが書かれています。
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
2.次の部位には使用しないこと
目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)
引用元:小林製薬:アットノンEXクリーム
クロキュアの使用上「してはいけないこと」の注意書き
クロキュアの使用上の注意書きの「してはいけないこと」の項目には以下のことが書かれています。
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
次の部位には使用しないこと
(1)目の周囲、粘膜等
引用元:小林製薬:クロキュアEX
アットノン、クロキュアの「してはいけないこと」の注意書きまとめ
特にアットノンは明確に「次の部位には使用しないこと=膣」と書かれています。
デリケートゾーンだけでなく、乳首も粘膜なので覚えておきましょう。
アットノンの値段が1,300円(税抜)
クロキュアの値段が1,000円(税抜)
安くてデリケートゾーンや乳首の黒ずみに使えそうだからと手を出す人が多いですがそもそも粘膜での使用はしてはいけないものです。
クロキュア、アットノンはデリケートゾーン(VIO)や乳首黒ずみに効果がないというYahoo!知恵袋の質問
ヤフー知恵袋で探すと、乳首やVIOラインなどのデリケートゾーン、ヒジ、ヒザなどにクロキュア、アットノンを使ってみたけど効果が無かったという質問が目立ちます。
引用元:のリンク先を見ればYahoo!知恵袋に実際に投稿されていることがわかるでしょう。
粘膜で使ってはいけない薬品なのにわかっているのかしら?
デリケートゾーンの黒ずみ?色素沈着? の消し方教えてください。 恋するお尻とかクロキュアなど試したのですが消えなくって( ;∀;) 特に気になっているのがVIOのVとIの部分の黒ずみです。 脇やお尻もちょっと黒くなってるし、夏の海に行くまでに消えないと本当困ります。 だれかデリケートゾーン部分の黒ずみを消す方法を教えてください。 あと原因はなにも知りたいです。
脇の黒ずみとVIO部分の黒ずみを消したい。アットノンやクロキュア、ピーリング、アーモンドオイル使っても消えません。 脇などにできる黒ずみってこれは汗かきやすいからですか?
Vラインの黒ずみが消えません。消し方教えてください。 膝とVの部分にあるんですけど、ワキレしたりクロキュアしたりしてますが 消えるどころかさらに酷くなってる気がします。 部活してるので、着替えるときなど気になってしまいます。
バストトップに、ドラッグストアなどで売ってる”クロキュア”(シミや黒ずみ消し)を塗っても大丈夫でしょうか?!
バストトップが黒いのが嫌なのですが、学生なので高いものなどは買えません。引用元:Yahoo!知恵袋「バストトップに、ドラッグストアなどで売ってる”クロキュア”(シミや黒ずみ消し)を塗っても大丈夫でしょうか?」
この質問に対して、「大丈夫だと思います。皮膚で使用目的も被るので
必ず用法用量を守って使えば効いてきますよ!」という無責任な回答がベストアンサーになっているので、Yahoo!知恵袋なんて大してアテにならないんですよね。
デリケートゾーンの黒ずみがクロキュアやアットノンで消えないです。
2週間前に脇にも黒ずみができてしまってすごく困ってます。
姉にはきつめな服とか強めに体洗ってるからでは?
って言われたのですが
そんなきつめな服とか着ていません。
結構黒くなってきたので、今は脇は脇用ファンデや
ウォータープルーフコンシーラーでごまかしてますが
ごまかしきれていないので泣きそうです。
2か月先にグアムの海に行くので水着をきるので
彼氏なども言われるのが嫌だし、
早く消したいのでビサリー ヌの黒ずみケアをしようと思ってます
注文をしたいのですが、親や祖父などに知られたくないのですが
商品がわからないように包んでもらえたりしますか?
それとこんなに黒くなってしまった原因は何が考えられますか?
この質問の他にも「クロキュア 黒ずみ」や「アットノン 黒ずみ」で検索すると、黒ずみに効果が無かったという質問が沢山出てくるので、気になるようなら参照してみてください。
回答が結構テキトーだということがよくわかるでしょう。
この質問の中には「ニベア」も効果がなかったという話がありますが、ニベアもメラニン抑制効果はないので黒ずみには効果はありません。詳しくはこちらの記事も見てください。
アットノンやクロキュアは黒ずみの原因メラニンに効果アリ?
「何となく黒ずみに使えそう」「値段が安い」などの理由から、アットノンやクロキュアを使いたがるのは主に中学生や高校生に多いようです。
恐らく値段が安いからというのが一番の理由でしょう。
アットノンやクロキュアは成分的に黒ずみの原因となるメラニンを抑制する効果があるのかを知っておく必要があります。
アットノンの効能・効果に関して
効能・効果をよ~~~く見てください。黒ずみ、くすみへの効果はどこにも全く書かれていません。
効能・効果
きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手指の荒れ、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛
引用元:小林製薬:アットノンEXクリーム
アットノンの主な成分
- グリチルリチン酸ニカリウム(1g)・・・肌の炎症を鎮めます
- ヘパリン類似物質(0.3g)・・・ターンオーバー促進作用、血行促進作用、水分保持作用
- アラントイン(0.2g)・・・傷ついた皮ふ組織の修復
グリチルリチン酸ニカリウムはグリチルリチン酸2Kなどとも呼ばれている成分で、黒ずみケア用の医薬部外品にもよく配合されている成分です。
しかしこの成分の特徴は肌の炎症を抑える効果なので、黒ずみの原因であるメラニンの生成を直接抑えるといった効果はありません。
ヘパリン類似物質は、保湿、血行促進、抗炎症作用の3つの働きがあり、乾燥した肌に優れた効果があります。
アラントインは、肌の組織の修復を活性化させる作用、抗刺激剤作用、消炎鎮静作用、抗アレルギー作用があります。
強いて言うなら「ヘパリン類似物質」はターンオーバー促進作用があるので、皮膚の黒ずみを排出する効果はありますが、どのくらい効果があるのかはヤフー知恵袋の質問からわかるでしょう。
アットノン、クロキュアやニベア青缶、オロナインなどで全く効果を感じなかったなら、メラニン抑制効果が見込める医薬部外品を試してみてください。
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アットノンはメラニンに対しては効果を見込めない
『クロズミケア』ではデリケートゾーン(ビキニライン)や乳首が黒ずむ原因は「メラニン」という説明を何度かしてきました。
アットノンの成分を見ると、結局「炎症を鎮める」「保湿」「血行促進」「肌の組織の修復」といった効能・効果しかなく、直接メラニンの生成を抑える(黒ずみやくすみを抑える)という効果は無いことが分かりました。
ということは、結論としてはアットノンはメラニン抑制効果が無いので、デリケートゾーンや乳首の黒ずみケアには使えないということになります。
どちらにせよ粘膜への使用はしてはいけません。
クロキュアの効能・効果に関して
アットノン同様に効能・効果をよ~~~く見てください。黒ずみ、くすみといった状態への効果はどこにも全く書かれていません。
効能・効果
ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手指のあれ、さめ肌、老人の乾皮症引用元:小林製薬 クロキュアEX
クロキュアの主な成分
- 尿素(20.0g)・・・尿素が水分子をつかまえ、肌の乾燥を防ぐ、皮膚表面の余分な角質を除く働きもあります。
- トコフェロール酢酸エステル(2.0g)・・・ビタミンEの欠乏予防、抹消血液の循環を促す
- ガンマ-オリザノール(1.0g)・・・酸化を抑制する作用を持ち肌を活性化
- グリチルリチン酸ーアンモニウム(0.5g)・・・抗炎症作用
要約すると、角質を取り除き、血液循環を良くし、肌を活性化することでターンオーバーを促すことでひじやヒザのザラザラを改善する薬であることがわかります。
結局クロキュアにも黒ずみ(メラニン)抑制効果は無いようです。
クロキュアも「粘膜への使用はしてはいけないこと」になっているのでデリケートゾーンや乳首には使えません。
アットノン、クロキュアやニベア、オロナインなどで全く効果を感じなかったなら、メラニン抑制効果が見込める医薬部外品を試してみてください。
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中高生がデリケートゾーン、乳首、脇などの黒ずみにクロキュアやアットノンを試そうとする理由
基本的に毎月のお小遣いくらいしかお金を持っていない学生は、できるだけ安く黒ずみケアをしたいと願う傾向にあります。
中学生あたりから急激に成長をする際に、性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が増え、それに伴ってメラニンの生成も増えます。
そのため、デリケートゾーン(ビキニライン)や乳首が黒くなってしまうということも要因の一つとして有るでしょう。
出来るだけ安く済ませたくてクロキュアやアットノン、ニベアやオロナインで黒ずみが改善すると思って使うけど、メラニン抑制効果は全くないので黒ずみは改善されないのです。
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クロキュアやアットノンは股やデリケートゾーン(VIO)、乳首の黒ずみに効果がある?【まとめ】
冒頭で説明した通り、まず粘膜への使用をしてはいけないので、クロキュアやアットノンをデリケートゾーン(特にIラインなどの股)や乳首に使ってはいけません。
なぜクロキュアやアットノンはデリケートゾーンや乳首の黒ずみ解消効果がないのか?
もう一度よく考えてみてください。
なぜなら、デリケートゾーンや乳首の黒ずみを解消することを前提に作られていないからです。
クロキュアもアットノンも黒ずみ(メラニン)生成を抑える成分は配合されていませんから。
だからYahoo知恵袋などで、「クロキュアやアットノンを使っても股、Vラインの黒ずみが治らないのはなぜ?」といった質問が多いと考えられます。
黒ずみ(メラニン)生成を抑制する成分が配合されている医薬部外品の方が効果が高いということです。
多少価格は高くなってしまいますが、メラニン抑制効果がある医薬部外品を試してみた方が結果的に安上がりなのかもしれません。